令和2年度 校長あいさつ

新たに挑戦

  

    埼玉県立宮代特別支援学校長 小池 八重子

 

 

 宮代特別支援学校に着任し、4年目を迎えました。4月8日、子供たちのやる気に満ち、輝く瞳に、宮代特別支援学校の『つながるみらい』にむけ、すべては子供たちの笑顔のために心新たに力尽くすことを決意いたしました。

 今年度より新学習指導要領が小学部から順に実施されます。本校では前倒しで、小中高同時に実施いたします。特に類型Ⅳの教育課程が大きく変わります。国語、算数・数学などの教科の目標や内容も取り入れ、子供たち一人一人の主体的な学びを実現します。教師は授業で勝負。子供たちの知的好奇心をくすぐる多くの活動を期待してください。私は子供たちが教師を信頼し、「わかる、できた、挑戦する」姿をたくさん見たいと思います。主体的な学びを支えるためには、教材・教具の工夫も必要になります。特に本校の子供たちにはICTの活用が有効であると考えます。子供たちの秘めた力を引き出すために推進していきたいと考えています。また、自立活動においては子供たちの障害による学習上・生活上の困難さを改善克服するためにどのような力をつければいいのかを考え、効果的な指導を行っていくことが必要です。今回の学習指導要領改訂で大切なことは指導の根拠を示すことにあると考えています。このことは教員の指導力向上にもつながります。子供たちのためにも「なぜ」を聞いていただけたらと思います。 

 本校は一昨年度から新たな研究に取り組み、本年度まとめの年を迎えます。70年に一度の大改革と言われている新学習指導要領の実施とともにこのまとめに立ち会えることを誇りに思っています。平成30年度に小中高の学部目標を、令和元年度には類型主任会とタイアップし小中高各教科の年間指導計画の目標を類型別で設定しました。「つながる」ということをキーワードに先生方の児童生徒への思い、指導実践で大切にしてきたことを形にしました。そして今年度は、学部間の学びのつながりある授業を着実に進めるために研究を重ねながら授業評価と授業改善に取り組みます。 

 宮代特別支援学校は活気に溢れています。肢体不自由教育の発信拠点として、その叡智を皆さんに伝えていきたいと思います。また本校にかかわる人(子供、保護者、地域、教職員)、一人一人の思いに耳を傾け、思いや願いを生かした学校づくりも取り組んで参ります。本校の教育活動を是非とも御覧頂くとともに思いをお寄せいただけたら幸いです。

 今年度もどうぞよろしくお願いいたします

 

平成31年度 校長あいさつ

挑戦を続ける

 

校長 小池 八重子 

 

 

 今年度も新たに小中高合わせて43名の新入生と1名の編入生、28名の教職員を迎え、児童生徒130名、教職員129名でスタートしました。 

 

今年度も 

 

  学校目標   「生き生きと 心豊かに たくましく」

 目指す学校像 「子供たちの主体的な学びをみんなで支える学校

          ~認め合い、学び合い、支え合う~」

 

 重点目標 

 (1)肢体不自由教育の専門性を高め、児童生徒一人一人に応じた授業力を向上させ、
      その成果を分かち合う。

 (2)センター的機能を発揮するとともに、みんなの思いを生かした学校づくりを進める。

 (3)児童生徒が生き生きと学べるよう、安全安心な学校づくりをすすめる。

 
 以上を掲げ、今年度も児童生徒一人一人の可能性を最大限に引き出すための「挑戦」を続けていきます。さらに、今年度はカリキュラムマネジメントの視点を取り入れ、組織、人、教科等が繋がっていきます。「学校自己評価システムシート」を中心に据え、分掌、委員会、教職員がそれぞれの役割を考えそれぞれの評価シートを作成していきます。そのことによりやるべきことが明確になると考えました。

 

 学校経営方針も同様に考えました。

 

 学校経営方針の柱は3つ

 Ⅰ 児童生徒一人一人の自己実現を支える授業
 Ⅱ 本校の指導実践を終結した肢体不自由教育の発信拠点
 Ⅲ 本校にかかわるすべての人の思いが生きる学校


 特に今年度は授業改善に重点を置き取り組みます。「わかる・できた・挑戦する」気持ちを育成する授業を展開していきます。適切な実態把握と根拠に基づいた指導や教職員一人一人が時代の変化を理解し、新たな着眼点をもった指導が必要になります。そのためには教職員自身が学ぶことが重要です。先進校視察や外部指導者を活用し授業力を向上するなど、様々な学びをとおし、子供たちの学びを支えていきます。


 昨年度30周年を終えました。30周年記念の作品としてこころMojiアーティストの浦上秀樹さんに制作していただいた『宮代』に込められた「つながるみらい」に向けて、新たな元号とともに、新たな一歩を踏み出します。児童生徒、保護者、地域の方々、教職員など本校にか
かわるすべての人の想いが生きる学校を目指していきます。

 

 子供たち自身が自分の中にある限界というハードルを自ら上げていき、学ぶことへの努力を厭わなぬよう、『すべては子供たちの笑顔のために』を中心に据え、教職員が一丸となって取り組んで参ります。御支援よろしくお願いいたします。