小学部
 小学部では、児童一人一人を尊重し、指導グループを中心とした集団の中で、楽しく学ぶ活動を通し、考える力や分かる力等の基礎学力を育て、社会生活に必要な知識や技能の土台を作ることを大切にしています。
 
 また、小学部の6年間は身体が大きく成長する時期であり、呼吸や食事、排泄など基本的な生活リズムの確立とともに、個々の身体の状況に合わせて、身体を支える力、移動する力など身体操作の向上を図ります。
 
 低学年では、安定した集団の中で教員との信頼関係をもとに、人とのかかわりや気持ちの表現、集団の中で活動する力などを学びます。
 
 高学年では集団を広げ、友だち関係を築きながら、自分の気持ちに折り合いをつける、苦手なことにも取り組もうとする気持ちなども大切に育てたいと考えています。
小学部 教育目標

学部での目標を以下の4点としています。

① 基本的生活習慣を身につけ、健康で安全に生活をする。

② 集団生活での活動を通して、人とかかわる楽しさを知る。

③ 興味関心を広げ、自ら活動に参加していこうとする意欲を持つ。

④ 考える力・分かる力を身につけ、学ぶ楽しさを知る。

小学部 類型Ⅰ・Ⅱの教育課程
 小学校の各学年の各教科、特別活動、道徳に準じた教育課程に加え、自立活動を学習しています。

 指導グループは、類型ⅠⅡを合わせて編成しています。
 
 学習グループは、国語・社会・算数・理科は学年別、音楽・図工・体育などは指導グループ全員となっています。

 各教科は、教科書などの指導計画に沿って学習をしています。
 
 一人ひとりの障害特性に応じた指導を進めるために教材・教具の工夫をしたり、学習指導要領に示された内容を精選したりして、子どもたちが基礎・基本を身に付けられるよう学習しています。
 
【小学部 類型Ⅰ・Ⅱ 時間割の例】
 
小学部 類型Ⅲの教育課程
 知的障害特別支援学校小学部の教育課程に準じ、本校では各教科の指導(国語・算数・音楽・図画工作・体育)・領域教科を合わせた学習(日常生活の指導、あそびの指導、生活単元学習)、総合的な学習の時間、特別活動そして自立活動を学習しています。

 小学部では、主に生活する力を高めるために、実際の生活の中から課題を設定して取り組んでいます。
 
 子どもたち一人ひとりの個性を大切にしながら、子ども同士のかかわり合いの中から生活に必要な学力や、自主性、社会性を育んでいきます。また、生活する力の土台として基本的な生活習慣の獲得も目指していきます。
 
【小学部 類型Ⅲ 時間割の例】
 
 
小学部 類型Ⅳの教育課程
 自立活動を中心に、知的特別支援学校の教科等を合わせた指導もしています。
 
 自立活動では、身体機能の向上をはかる「動作学習」や「給食」、健康の増進や好きな遊びの幅を広げる「健康・遊び」があります。
 
 教科等を合わせた指導では、小学部1段階のねらいを中心に「国・算」「音楽」「図工」「体育」「遊びの指導」などの授業を行っています。
 
 学校生活の入り口として、基本的な生活習慣・生活リズムの確立や、授業へ主体的に参加できる力を養っています。また、教員との信頼関係を基盤にしながら友だちとかかわる力も育んでいます。
 
 また、様々な感覚を使いながら経験を重ね、好きなことを見つけたり深めたりして、活動に対する意欲を高めることを大切にしています。
 
  
【小学部 類型Ⅳ 時間割の例】
小学部 学校行事
・学年活動
・ブロック集会
・交流および共同学習(百間小学校)
・遠足
・社会体験学習
・社会科見学
・校内宿泊学習(4年生)
・校外宿泊学習(5年生)
・修学旅行(6年生) ・・・など