ケアルームトピックス
担当教員について
埼玉県では「認定特定行為業務従事者」のことを『担当教員』と呼んでいます。『担当教員』とは学校内で、特定の児童生徒に対し特定の期間、看護教員と協力して医療的ケアを実施する教員のことをいいます。毎年、夏休み中に3日間、県が主催する「担当教員研修会」があり、新しく担当教員を取得する教員が研修会に参加します。こちらは、教室での注入の様子です。
令和8年度担当教員(認定特定行為業務従事者)研修
担当教員研修会は、3日間の研修の中で1~2日目は講義、3日目は実技の研修を行います。今年度は本校から7名の教員が受講しました。3日目の実技研修は、今年度は和光特別支援学校で行われ、注入、吸引の実技の研修を実施しました。
令和7年度担当教員研修
令和7年8月6日~8日にかけて、埼玉県立特別支援学校医療的ケア体制整備事業における担当教員(認定特定行為業務従事者)研修会が行われました。
基礎研修終了後、各校での実地研修を経て、認定特定行為業務従事者の認定を受けることができます。
↓校内での研修の様子
本校では、今年度8名の先生がこの研修に参加し、認定特定行為業務従事者の認定を受けることができました。
↓蓮田特別支援学校で行われた実技研修の様子
今後、本校の児童生徒での担当教員を取得するため、校内の研修をしていきます。
令和6年度医療的ケア体制整備に係る「校外行事等後補充モデル事業」について
校外行事等後補充モデル事業とは、校外行事における医療的ケアについて保護者に協力を依頼してきましたが、非常勤看護師を補充し、看護教員が保護者に代わって医療的ケアを実施する事業です。本校では令和3年の「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」を受けて保護者に代わって今年度は宿泊4件・社会体験13件・散歩等19件看護教員が引率して医療的ケアを実施する取り組みを行いました。また、昨年までは校外での担当教員による医療的ケアの実施はできませんでしたが、今年度より看護教員が同行している場合のみ実施が可能となりました。写真は、看護教員と担当教員で連携を取りながら医療的ケアを行っている様子です。
8月6日~8日認定特定行為業務従事者研修
8月6日~8日に認定特定行為業務従事者研修が行われました。
担当教員研修会は、3日間の研修の中で1~2日目は講義、筆記試験、3日目は実技の研修を行います。今年度は本校から7名の教員が受講しました。3日目の実技研修は、今年度は本校で行われ、注入(経鼻胃管注入・胃ろう注入)、吸引(口鼻腔内吸引・気管内吸引)の実技の研修を実施しました。
研修に受講した教員の感想です。
「児童生徒の安全と健康を保つ、豊かな学校生活、日常生活を送るため保護者との共通理解の視点も必要なことと学ぶ機会になりました。」
7月31日校内医療的ケア全体研修(ヒヤリハットについて含む)
夏休み中に本校の巡回指導をされています獨協医科大学埼玉医療センターの深谷先生をお招きして、呼吸の仕組みと人工呼吸器について研修を行いました。深谷先生が持ってきて下さった風船を肺に例えて、説明して頂く等、医療職でない方にも理解しやすいよう丁寧にして頂きました。深谷先生の講義のあとは、看護教員より昨年度本校で実際に発生した人工呼吸器に関わるヒヤリハッ トについてを提示し、校内全体で再度共有を行いました。
令和5年度医療的ケア体制整備に係る「校外行事等後補充モデル事業」について
埼玉県は、校外行事における医療的ケアについて、保護者様に協力をお願いしておりますが、「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」の施行を受け、モデル事業として保護者様に代わり、看護教員が引率して医療的ケアを実施する取り組みを行っています。今年度は各学部あわせて3か所に同行しました。看護教員の人数も限られているため、非常勤看護師の補充などにより校内体制を整えた上で、看護教員が校外行事に参加しています。今年度は初めて宿泊行事にも参加しました。保護者様の協力のもと、事前準備を一緒に整え、安全、安心に医療的ケアを実施することができました。また、母子分離の機会ともなり児童生徒の自立につながる機会となりました。
8月3日担当教員研修会
8月1日~8月3日に担当教員研修会が行われました。
担当教員研修会は先生方が担当教員になるために県で定められた必要な研修です。
3日間の研修の中で講義、筆記のテスト、実技の確認を行います。
3日目の実技研修の様子について御紹介します。
今年度は越谷特別支援学校で胃ろう注入、経鼻注入、口鼻腔吸引、気管内吸引の実技研修を行なわれました。
注入の研修の様子
吸引の研修の様子
今年度は3名の先生が担当教員研修会を受講しました。
今後もよろしくお願いします。
7月27日 医療的ケア全体研修
夏休みに武蔵野大学の酒井教授をお招きしてヒヤリハットに関する研修を行いました。
酒井教授の御講義に加え、過去5年間分のヒヤリハットを校外宿泊、トイレ、給食前、転倒転落、医療的ケアのテーマごとに似たようなヒヤリハット集め、対応策を考えるグループワークを実施しました。
個人単位ではなく複数で意見を出し合うことで、広い視点で対応策を考えることができ、更に対策を実施する必要性の理解が深まりました。
今後もヒヤリハットを活用し、児童生徒が安全に過ごせるように取り組んでいきたいと思います。
巡回指導について
埼玉県教育委員会より、埼玉県立特別支援学校医療的ケア体制整備事業の管理及び指導等にあたる医師として相談医が配置され、学校内の医療的ケアの体制整備及び管理並びに指導を目的として実施しています。
主な内容としては、日々の医療的ケアが安全適切に実施されているかの報告・相談、医療的ケアの新規申請、児童生徒の健康管理、担当教員の承認研修等です。また、必要に応じて個別の相談も行っています。
年間10回の巡回指導を実施し、相談医に学校での様子を伝えたり、医療的ケアや学校での過ごし方についての助言をもらったりしています。
以下の写真は今年度4回目(7月実施)の様子です。