医療的ケア

ケアルームトピックス

教室での注入の様子

教室での注入の様子をお知らせします。

友達のいる、いつもの教室で担当教員の担任と注入をしています。

注入中は、担任と話を交えながら、本を読んだり、担任と話をしたり、友達の給食を食べている様

子を見たり、また午後の授業に臨むため休憩をとったりと、それぞれの注入時の時間を過ごしてい

ます。

 

 

担当教員研修の実施について②

 今年度、埼玉県の医療的ケア体制整備事業における担当教員(認定特定行為業務従事者)の研修に参加し、担当教員の認定を受けることができた教員が、本校での児童生徒の担当教員研修を開始しました。初めて、担当教員として児童生徒の医療的ケアの研修をし、自立活動でもある医療的ケアの学びを深めています。

 

 

担当教員と一緒に、滴下の数を数えています。

 

 

教室でお友達と一緒に注入しています。

 

  

教員が研修している様子をみて喜んでいます。

 

 

滴下を合わせているのを一緒に確認しています。

担当教員研修の実施について①

 令和4年度埼玉県立特別支援学校医療的ケア体制整備事業における担当教員(認定特定行為業務従事者)研修会に参加し、基礎研修終了後、各校での実地研修を経て、認定特定行為業務従事者の認定を受けることができます。

 

本校では、今年度12名の先生がこの研修に参加し、認定特定行為業務従事者の認定を受けることができました。

今後、本校の児童生徒での担当教員を取得するため、校内の研修をしていきます。

令和4年度医療的ケア体制整備に係る「校外行事等後補充モデル事業」について

 埼玉県では、校外行事における医療的ケアについては、保護者様に協力をお願いしておりますが、「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」の施行を受け、令和4年度4月より標記モデル事業が開始となりました。そこで、本校では、今年度初めてこの制度を活用し、高等部類型Ⅳ社会体験学習に保護者様に代わって看護教員が引率して医療的ケアを実施しました。

 私たち看護教員は、行事に参加する生徒達の注入や吸引を適宜行いながら、日頃、関わりの少ないグループの友達がボウリングに真剣に取り組む姿や楽しむ姿を、共有することができうれしく思いました。

 今後も、このモデル事業を活用していきたいと思います。

校外行事等後補充モデル事業とは、校外行事における医療的ケアについて保護者様に協力をお願いしてきましたが、非常勤看護師を補充し、看護教員が保護者様に代わって医療的ケアを実施する事業です。

医療的ケア全体研修について

近年、学校に在籍する医療的ケア児は年々増加するとともに多様化し続けており、一人一人の医療的ケアの状態や教育的ニーズに応じた指導が求められています。学校における医療的ケアの教育的意義について、より理解を深めるため、令和4年7月27日、本校教頭、遠藤が講師を務め、「医療的ケアと自立活動」をテーマにZoomを使用して校内研修を行いました。

 

 医療的ケアに関する社会的動向を踏まえ、医療的ケアを自立活動として捉え、実践していく必要性について学びました。

 

 

 

 

 

 

 

さらに、教員から事例報告がありました。

 

 事例では、子供たちが自らの身体を知り、その改善・克服を図ろうとする意識や技術を育成することや、健康の保持増進を図って、さまざまな学習活動に積極的に参加できるようにする取り組みの様子が報告されました。医療的ケアをどのようなねらいで実践すれば子供の自立に働きかけることができるのか 、目標をもって関わることが大切であることを改めて学びました。

 

 <教員アンケートより>

・医療的ケアの歴史(背景)がよく分かった

・子供の実態から卒業後のイメージを持って、指導の視点・計画を立てていることが勉強になった

・事例では実際の医療的ケアの様子を見ながら学ぶことができ、より体験的な研修になったと感じている。また、医療的ケアが教育活動の一環であるということをより理解することができたので、今後の指導に活かせるようにしていきたい

などの感想が聞かれました。

子供たちの可能性を最大限に発揮させるためには、将来を見据え、全体像を把握した上で指導していくことが必要です。将来の自立や社会参加のために必要な力を培うという視点に立ち、一人一人の教育的ニーズに応じた指導を行っていけるよう、学んだことを実践に活かしていこうと思います。

お昼の教室注入について

 4月からのケアルームの様子をお伝えします。今年度は、担当教員が増えたことで、医療的ケアを教室で行うことができ、お友達と一緒に過ごせる時間が増えました。教室での注入は、お友達と一緒の時を過ごすことが増え、色々な会話を聞きながらとても楽しそうです。

  

 

 普段、ケアルームで注入している児童生徒も、時には看護教員の同席のもと教室でお友達と一緒に注入出来るようになりました。ただ、コロナ禍の状況ですので、ソーシャルディスタンスを保ちつつ、同じ時を過ごすことを大切にしています。教員と関わりを通じて自分自身の身体を知り、個々に合わせた注入の時間の過ごし方で、経験を積み重ね、勉強しています。

 

ヒヤリハット研修について

令和3年7月26日、武蔵野大学看護学部看護学科教授、酒井美絵子先生をお招きして「ヒヤリハットとは 危険予測に着目して」についてZoomを使用して研修会を行いました。

  

この研修会では、酒井先生の講義の他、危険予測を行うため、校内の危険個所を実際に作り写真を撮り準備をしました。その後、グループワークを行い、危険個所を話し合いの中から探してもらい発表にて情報の共有を行いました。

 

<教員のアンケートより>

・グループの先生方とあらためて時間をかけて危険認知トレーニングをすることができて勉強になった。先生方から多くの視点でご意見を頂けることで、自分だけでは気がつけないことも発見できた。今後も「気づき」を大切にしながら生徒が安全に学校生活を送れるよう取り組んでいきたい。

・校内の写真を使ってのグループワークは、楽しみながらグループで話し合って危険予測をすることができてよかった。

・ヒヤリハット報告の書き方で、「様々な角度から考えて記載する」具体的な方法を示していただき分かりやすかった。

などの感想が得られました。

ヒヤリハットとは、重大な事故の回避のため組織としての安全な環境づくりが大切であり、組織で考え、フィードバックすることの大切さを改めて感じることが出来た研修でした。今後も、ヒヤリハット報告を活用し、しっかり評価をすることで、事故を未然に防ぎ、児童生徒が安全に過ごせるように学校全体として取り組んでいきたいと思います。

 

医療的ケア全体研修「重症心身障害児の呼吸の特徴と理解」について

令和3年1月25日、獨協医科大学埼玉医療センターの医師、松原直己先生をお招きして「重症心身障害児の呼吸の特徴と理解」についてZoomを使用して研修会を行いました。

この研修会では、呼吸とは(呼吸の生理、呼吸器官の名称、呼吸運動、正常と異常)、呼吸について実践を交えながら、呼吸のために良い姿勢とは、なぜ呼吸が大切なのか、また、どのようにすれば呼吸が楽にできるのか、姿勢を整える大切さを学びました。

<教員のアンケートより>

・呼吸のための良い姿勢について改めて確認することができました。明日からの指導に活かしたい。冬季休業中の「呼吸障害の取り組み」の講義と合わせてたいへん勉強になりました。

・重症心身障害児の呼吸、姿勢の取り方、呼吸障害の対応など理解を深めることができてよかったです。

・緊張を和らげる姿勢、痰を固くしない環境を整え常時呼吸をしやすくすることが大切だとあらためて感じました。一人一人の身体、呼吸の状態に合わせてよりよい方法、関わり方を探っていきたいと思います。

・何となくこういう感じ、ではなく構造的な理由があり、それに基づいた関わり、支援が大切だということを学びました。日々の実践に直接つながる研修はとてもいいと思います。

教員のアンケートから、指導に活かせる内容であったとの意見が多く見られました。これからも、研修会を通じて学びを深め、今後の実践に活かしていきたいと思います。

令和2年度担当教員研修会 開催の様子

 今年度は担当教員研修会が新型コロナウイルス感染症の影響により日程が短縮され、会場の人数制限もある中開催されました。

 

 担当教員・担当教員研修会については、本校の医療的ケアのサイト内にある「担当教員について」に詳しく記載していますので、ご覧ください。

 

 実技研修は、川島ひばり特別支援学校に例年は集まり実施していましたが、今年度は複数の特別支援学校を会場として行い、

宮代特別支援学校も会場校として、大宮ろう学園と坂戸ろう学園の先生方と少人数での開催となりました。

研修の様子をご紹介します。

 

仕切りを使用し、研修実施者同士は十分な距離をとり、密にならないように工夫しました。

常時換気、使用後の物品の消毒、1対1での対応など、様々な工夫をすることで無事に実施することができました。

研修生、看護教員ともにマスクを着用して、説明しながら実技研修を実施しました。

鼻腔内吸引を実施している様子です。

吸引に関する実技研修は、鼻腔内の他に口腔内吸引や気管内吸引も実施しています。

 

胃ろう栄養注入を実施している様子です。

注入に関する実技研修は胃ろうの他に、経鼻経管栄養も実施しています。