宮代特別支援学校

カテゴリ:小学部

小学部5G リズム

 小5Gのリズムでは「音楽に合わせて体を動かしたり、楽器を鳴らしたりする。」「ふれあい遊びを通して友達や教員への意識を高め、やり取りする力を高める」などのねらいで、学習を重ねてきました。

 ツリーチャイムを使った呼名は、年間を通して取り組み、今では、みんな上手に手を動かして鳴らせるようになりました。自分の番が待ちきれないほど大好きな活動です。

 そして、「コンコンクシャン」の歌に合わせてペープサートの動物たちの登場。みんなペープサートの動きに集中し、最後の「クシャ~ン」で風が来るのを楽しみにしています。

 また、「かごめかごめ」のふれあい遊びでは、教員が子どもたちを回ってタッチするのをじーっと見て追いかけています。「後ろの正面だ~れ」でふわっとスカーフが顔にかけられると、不思議そうな顔。そして、スカーフを取ろうと手を何度も動かし、取れると満面の笑顔です。

 

小学部3G 朝の会の取り組み

 朝の会では、後期から「あいさつ係」の活動を取り入れました。前期はどの授業でも先生が前に出て「はじめます」から始まり「おわります」で終わりにしていましたが、後期からは授業の始まりと終わりをさらに意識できるように、授業の号令を子どもたちが日替わりでかけるようにしました。手をたたく合図、声を出す合図、おじぎをする合図、ボタンを押す合図、子どもたちそれぞれの方法で号令をかけてくれます。係になって前にでるとみんなに注目されるので、少しドキドキしますが、自分の合図で授業が始まることに気づき嬉しそうな表情を浮かべます。待っている友だちも、いつ号令がかかるかワクワクしながら注目するようになってきました。自分の活動だけでなく、友だちの活動にも気持ちを向けるようになり、授業への参加の仕方もだんだんと広がっています。

※ VOCAを利用して、ボタンを押すことで、自分で先生や友だちとコミュニケーションをとることも目標にしています。自分から合図や意思を発することで、他者とのやりとりができることへの気づきや喜びを大切にしています。

 

小学部4G 感覚学習(おはなし)での取り組み

 

 小学部4グループでは、やりたい気持ちを表現することや友だちやキャラクターとのやりとりを楽しむことなどをねらいとして、”おはなし”の時間に「はらぺこあおむし」を題材にした活動に取り組んできました。絵本を読んだ後に特別ゲストとしてあおむし君が登場!みんなで果物を食べさせるとちょうちょに大変身!!自分から手を出して果物を口に入れたり、光るちょうちょを見上げて手を伸ばしたりと、様々な反応を見せてくれました。

小学部7G  授業の様子 1月

 

 2020年が始まり、お正月といえば書初め!図工の授業では「書初めをデザインする」を学習しました。まずは筆と墨を使って半紙に書くことに慣れ、自分の名前を書くことにも挑戦しました。授業公開の日には保護者の方々に自分の名前を書いてもらい、名前に込められた想いを聞きました。それらを参考にしながら、自分の名前や自分自身をイメージした作品づくりに取り組みました。

   

   

 自分の好きな色や形、好きなものや得意なことなどをあらわし、個性あふれる素敵な作品がそれぞれできあがりました。頑張ったところや難しかったところを含めて作品の発表も行いました。好奇心旺盛な自分、茶色が好きな自分、背が高い自分、優しい自分、ジャンプが得意な自分、丸が好きな自分。一人ひとりが“自分”をイメージし、次々と色や線を重ねていく姿はまるで芸術家のようでした。