宮代特別支援学校

小学部3G 朝の会の取り組み

 朝の会では、後期から「あいさつ係」の活動を取り入れました。前期はどの授業でも先生が前に出て「はじめます」から始まり「おわります」で終わりにしていましたが、後期からは授業の始まりと終わりをさらに意識できるように、授業の号令を子どもたちが日替わりでかけるようにしました。手をたたく合図、声を出す合図、おじぎをする合図、ボタンを押す合図、子どもたちそれぞれの方法で号令をかけてくれます。係になって前にでるとみんなに注目されるので、少しドキドキしますが、自分の合図で授業が始まることに気づき嬉しそうな表情を浮かべます。待っている友だちも、いつ号令がかかるかワクワクしながら注目するようになってきました。自分の活動だけでなく、友だちの活動にも気持ちを向けるようになり、授業への参加の仕方もだんだんと広がっています。

※ VOCAを利用して、ボタンを押すことで、自分で先生や友だちとコミュニケーションをとることも目標にしています。自分から合図や意思を発することで、他者とのやりとりができることへの気づきや喜びを大切にしています。