宮代特別支援学校

2024年8月の記事一覧

令和6年度 夏季公開講座

8月2日(金)、夏季公開講座「肢体不自由のある児童生徒へのかかわり方・支援について」を行いました。地域の保育園や幼稚園、小中学校の先生方にご参加いただきました。地域の先生方と直接情報交流、意見交換をすることができ、充実した時間となりました。

講義Ⅰ「肢体不自由のある児童生徒の自立活動について」

自立活動部・笠井教諭の講義では、学習指導要領や埼玉県特別支援教育教育課程編成要領に基づいた自立活動についてわかりやすく解説してもらいました。また、栗原教諭からは、実物を提示しながら、本校の児童生徒が使用している補装具について紹介をしました。

実技「手足の感覚を高める」

自立活動部・櫻井教諭の実技では、「手足の感覚を高める」ことの意味についての講義とともに、ご参加いただいた先生方同士でペアになっていただき、実技を行いました。実際に手を使って体験したり、ボールを使った体験をしていただきました。実際に体験できたことで、いろいろな気持ちが理解できた、自校でも取り組んでいきたいなどの感想をいただきました。

教材紹介

情報教育部・後藤教諭より、ICTを活用した教材(視線入力・コスモ)について紹介しました。

講義Ⅱ「特別支援教育に係る動向と本校のセンター的機能について

コーディネーター・武笠教諭より、特別支援教育の現状や動画を見ながらの本校の様子、また、本校のセンター的機能発揮に係る事業について紹介しました。役割がよくわかり、相談を活用したいなどの感想をいただきました。

情報交流

少人数のグループに分かれ、地域の先生方と本校自立活動部及び支援部の教員とで情報交換を行いました。参加された先生方の日々の様子をお伺いしたり、本校の取り組みについてお伝えしたりするなど、情報交流、意見交換を行うことができました。

※夏季公開講座を通りて、地域の先生方のお話を伺うことで、お互いに悩みを共有したり、課題の解決策を探っていったりすることができました。今後も地域の先生方のニーズに応じた講座を開催できたらと考えています。暑い中、ご参加いただいた先生方ありがとうございました。