2018年9月の記事一覧
8月2日(木)夏季講座Ⅱを行いました
8月2日(木)本校 自立活動室において「平成30年度 宮代特別支援学校 夏季公開講座Ⅱ 肢体不自由のある児童生徒への自立活動基礎講座」を開催しました。
本校の自立活動部員を講師として、講義と実技を行いました。講義では、一人ひとりの障害からくる困難さを改善克服し、よりよく生活していく力を身につけるうえで「自立活動」とはどんな内容なのか、どんな取り組みをしたらよいのか等、自立活動に関する基礎的な内容について講話をしていだきました。
講義終了後は実技を交えながら、自立活動の視点から考えられる身体への配慮や具体的な支援の手立てについて説明していただきました。また、事前にいただいた御質問や先生方が日頃困っていることについて情報交換を行いました。
参加された皆様から、「わかりやすく丁寧な講話で、道具をいろいろと説明してもらえてとてもよかったです」「握手や座位など、当たり前と思ってしまうことでも、教育活動の一環として自立活動に取り入れるといいことを気づかせていただきました」等、たくさんの御意見・御感想をいただきました。
暑いなか、多くの先生方に御参加いただきましてありがとうございました。
<滑り止めマットの使用例を学びました> <受講者でペアを組み、実技を行いました>
<本校で使用している教材・教具を廊下に展示し、参加者の先生方に見ていただきました>
8月2日(水)夏季公開講座Ⅰを開催しました
講義1では、本校 進路指導主事の堀先生による、障害者手帳を持つメリットや障害者とその家族が利用しやすいサービスや、障害のある子ども達の進路の情報について、具体的な事例と共に講話をしていただきました。
講義2では、本校 特別支援教育コーディネーターの川上先生による、肢体不自由のある児童生徒が通常学校(通常学級・支援学級)でいきいきと生活していくためにはどのような教育的支援が必要なのか、学習面・生活面それぞれの支援について事例を上げながら講話をしていただきました。
参加された皆様からは、「今、関わっている子ども達の将来について考えるきっかけになりました」「近隣の地域における就労・福祉施設の情報を知る事ができ、大変参考になりました」「生徒一人ひとりの自立を目指して行う教育支援はその人の障害に応じて、さまざまなやり方や道具があることが、大変参考になりました」と、沢山の御意見・御感想をいただきました。
<窓にも資料を貼りました> <沢山の先生方に御参加いただきました>
特別支援教育研修会を開催しました
講師として、東京都立矢口特別支援学校 主任教諭 川上康則先生をお招きし、『発達につまずきがある子どもも輝く授業と学級づくり』というテーマのもと、講演をしていただきました。周囲の方々と相談したり、実際に体験活動を行ったりと、大変貴重な時間を過ごすことができました。参加された皆様から、「時間があっという間の講義でした。私たちは「授業」「学級経営」が大切なのだと思いました。つまずきはその子がつまずくのではなく、私達がつまずかせているのだと強く感じました。」「今回の講義で、子どもの立場になって当事者目線でたくさん考えることができました。いつも子どもの気持ちを考えよう、理解してくれる人になりたいと思っていても、なかなかできていないなと実感しました。子どもを叱る前に、この子は何を求めているのかを考え、自分の守備範囲を広げたいなと思いました。今回学んだことを、日々の中で実践していきたいと思います。とても分かりやすい講義で、非常に参考になりました」といった、たくさんの御意見・御感想をいただきました。
とても暑いなか、多くの方々に参加していただきまして、ありがとうございました。
<講義室の上から見た風景です> <具体的な事例と共に講話していただきました>